2018年12月06日

オネアミスの翼はサントラ(音楽)が素晴らしい

映画アニメ「オネアミスの翼」。
正式には「王立宇宙軍 オネアミスの翼」というとか。

時は昭和の末期、昭和62年(1987年)に作られた映画であるとか。
平成の直前ですね。
今のような元号の節目の時期に登場したアニメです。




で、「オネアミスの翼」は傑作アニメと言われているんですね。
ところが、私は、サッパリ良いとは思えず、
一体、どこが琴線に響くのかもわからなかったりします^^;

これ、たぶん「アニメ好き」にはウケるアニメなんじゃないかと。

が、制作がスタッフが、素人から見てもすごそうなんですね。
wikiにありますね。

・監督・原案・脚本:山賀博之
・助監督:赤井孝美、樋口真嗣、増尾昭一
・キャラクターデザイン・作画監督:貞本義行

・作画監督:庵野秀明、飯田史雄、森山雄治
・スペシャルエフェクトアーティスト:庵野秀明
・美術監督:小倉宏昌

・音楽監督:坂本龍一
・エクゼクティブ・プロデューサー:山科誠
・企画:岡田斗司夫、渡辺繁

・プロデューサー:末吉博彦、井上博明
・脚本協力:大野木寛
・設定スーパーバイザー:野田昌宏、江藤巌

・デザイン、レイアウト:藤原カムイ
・オープニング、エンディングイラスト:大西信之
・タイトル題字:山本麻佐子

・音響監督:田代敦巳
・音楽:坂本龍一、上野耕路、野見祐二、窪田晴男

・制作:GAINAX
・製作:バンダイ

こんな感じですね。
庵野秀明、岡田斗司夫、藤原カムイってのは知っています。
蒼々たる顔ぶれが、制作スタッフに連ねていたんじゃないかというのは
なんとなく感じられます。

音楽も、坂本龍一、上野耕路、野見祐二ですからね。

梁山泊のようなスタッフと言っていいのではないでしょうか。
熱いですね。


ま、そんなアニメなのですが、私としては、唯一「いい」と思うのが音楽。
サントラ。

もう、坂本龍一さんの奇天烈な音楽、
上野耕路さんの実験的な現代音楽、
野見祐二さんの高揚するラヴェル風の旋律、
といった塩梅で、この3人が関われば、ものすごい音楽になるだろうな、
ということが予想されるのですが、案の定。

「オネアミスの翼」には、珠玉の作品があったりします。
しかも、ほとんど知られていない。
そんな知られざる名曲をご紹介。

重力訓練/オネアミスの翼


「重力訓練」。
これは作曲は坂本龍一さん、アレンジは野見祐二ですね。
野見さん特有の「ふわっ」としたアレンジが、いい味を出しています。
野見祐二さんって、体重が20%くらい軽くなるアレンジをするんですよね^^;

遠雷/オネアミスの翼


遠雷(えんらい)。
これは上野耕路さんによるもの。
冒頭のキラキラと雨が降るかのような始まりの後、
突如、静かに鳴り響くピアノ。
このコントラスト感が、実にタマらなくいいんですよね^^;

まさにBGMって感じなのですが、一見すると存在が希薄に見えても
実は奥行きと存在感がしっかりとあるといった、深い作りになっています。



で、この「重力訓練」と「遠雷」をカバーしている猛者がいることを発見!
まー、驚くわけです^^

[COVER]王立宇宙軍 オネアミスの翼「重力訓練」「遠雷」


これこれ。
これカバーです。
DTMで作り込んだもの。

楽譜は無かったはずですので、耳コピしていると思います。
いい耳をしていますね。
ホント。

よくコピーをしてくださった。
素晴らしいですね。


ネットは、ニッチな嗜好を持つ人たちにとって福音です。
同じようなニッチな趣味嗜好を持った人が、
深く掘り下げることをしていただくと、本当にうれしいもんです。
こうしたニッチな深掘りは、ありがたいですね。






にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ こころの風景へ
同じカテゴリー(アニメ・マンガ)の記事

Posted by トリステーザ@ at 08:10 │アニメ・マンガ