橋北中学校水難事件(三重県津市中河原海岸事件)の謎

トリステーザ@

2018年08月16日 08:01

「橋北中学校水難事件」というのがあります。
これは、戦後10年目にあたる1955年7月28日、
三重県津市で起きた、中学生36人が溺死した海難事故です。

被害者は、津市にある橋北中学校の女子生徒36人。
中河原海岸(文化村海岸)で行っていた水泳訓練中に、
36名がおぼれて亡くなったというものです。

で、この事件、実は怪談めいた怖い話しなわけです。
そもそも、事故のあった海岸は浅瀬。
通常、溺れることはないんですね。

それと、これこそが怪談なのですが、おぼれた女子生徒らは、
亡霊に足を引っ張られたといいます。

実際、奇蹟的に逃れた生存者は、
複数の手が、自分の足を引っ引っ張ったと証言しています。

また、防空ずきんをかぶった複数の人達が、
海にいたのを、これまた何人かが目撃したといいます。

その亡霊事件のあらましは、こちらの動画にあります。

三重県津市中河原海岸奇譚


怖いですね^^;
この海岸は、戦争中、災禍に遭って、
海岸で亡くなった人が多数いるとか。

ちなみに、この動画は、2015年8月6日放送のフジテレビ
「奇跡体験アンビリーバボー」によるものです。
この番組でも、証言者は「亡霊が足を引っ張った」と言っていますね。


ところが!2018年7月26日放送のNHK
「幻解!超常ファイル 夏の心霊スペシャル第3夜
「日本最恐!心霊スポットの真実」
では、まったく異なる証言となっています!

戦慄の心霊現象 追究スペシャル


ご覧の通り!
なんと「亡霊はいなかった」と語っています。

ええ?何コレ???

2015年では、亡霊が足を引っ張ったと。
2018年では、亡霊はいなかったと。

いえいえ、1955年の事故当時から、亡霊が足を引っ張り、
防空ずきんをかぶった亡霊がいたと言われていたわけですね。

事実、1963年7月22日号の「女性自身」では、
「恐怖の手記シリーズ(3) 私は死霊の手からのがれたが。
ある水難事件・被害者の恐ろしい体験」
という記事の中では、亡霊が足を引っ張ったなどの証言が掲載されています。

◎橋北中学校水難事件とは? 女子生徒36人が溺死
 生還者「モンペ姿の女に海に引きずり込まれた」
https://www.huffingtonpost.jp/2014/07/28/


ところが!今年のNHKの番組では、「そんなのはなかった」と。
えええ???
どうしてしまったのでしょうか^^;

で、このことに気づいた人は、他にもいて、
それを記事にしています。

◎三重県津市集団水死事件の真相 亡霊を否定する検証番組が放送
http://catmemo.hatenablog.com/entry/suisi


やはりおかしいですね。
何故、NHKの番組では、証言を翻(ひるがえ)したのか。
まるでNHKにおもねるような証言です。

うーむ、NHKは、オカルトを粉砕し、迷信として片付けようとする、
そんな偏向報道に走ったとしか思えませんね。
で、目撃者に、そのように発言するように仕向けた、と。

おそらく、そんなところではないかと思います。

しかし、やっぱり、HNKはいけませんね。
ここまで事実をねじ曲げ、証言者にも異なる証言をさせて
フェイクニュースのような報道をし始めているとは。
もはや日本にとって有害なメディアです。



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